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“アンティークな小児科の先生”

先生もかなりのアンティークそう(笑)。先生以外、看護婦さんらしき人の影もありません。診察室の通された席からは受付の後ろにある、たぶんカルテが整理されるものと思われる棚があるのですが、数枚のカルテしか入っていない様子。ホコリ一つない棚なのですが今はスカスカ。でも思っていた以上に先生はゆっくりとした口調ながらも丁寧に診察してくださって。喉がかなり腫れていて、喉の奥に化膿しているブツブツみたいなのがあるのだとか。「この分ではそう簡単にはたぶん熱は下がりませんよー、お母さん」なんて言われてしまいましたが。でもいっつんは鼻たらしつつも結構元気。

なんだか絵本の中の世界で森の中を歩いていたら偶然お医者さんがあって・・・というくらいの異次元空間でした。静かで、もし大きな古時計でもあったらボーン!って今にも音が聞こえてきそうな、そんなかんじ。

先生のお書きになるカルテにはすらすらとドイツ語(普通お医者様が書く、あの私なんかには読めない英語以外の言語)が何行も並んで行きます。処方せんもその場で書いてくださって、でもこれも達筆すぎて、これで薬局の人は解読できるのだろうか?!というこちらは日本語の文字。先生は「お薬は今日一日分出しておきますね。子供のお薬はシロップなんかが多いので、ここを出たら右にまーっすぐ行くと○○薬局というところがあるのでそこで受け取ってくださいね。そこ以外だとたまにお薬がないことがあるみたいなので。そこの薬局はここで出すものは全てあるから大丈夫ですからね。」と。この時、薬が一日分しか処方されないことにも驚きました。

診察が終わって会計をすませて、去り際、受付から先生に「間違っても今日はお風呂に入れないでくださいね。熱があるからね。最近のお母さん達はキレイ好きなのかすぐお風呂入れちゃうから。そんなことしたら絶対ダメですよ。」と。「はい!」と返事をした後、“んっ?”診察券もらっていないことに気付きました。どうやら診察券もないみたい(笑)。次の時はどうしたらいいのかしら?と思いつつ、特にうかがいもせず。

この日はここで終了。先生は帰ろうと勢いあまって靴下のままドアのところに立ついっつんに、「いつきくん、またね!」と優しく声をかけ見送ってくださいました。

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