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~読書の秋~ 今の私は“頭が「砂時計型」、体が「海綿型」”?!

10月27日~11月9日は2003年第57回読書週間だそう。
「ありますか?好きだといえる1冊が・・・」と。
図書館の分館の入り口にこんなポスターが貼ってあり、“生徒”と名のついた時期には事あるごとに“読書週間”という言葉を聞いた気がしますが、最近なんだかこんな雰囲気にご無沙汰な気がしていました。

『ゆっくり考える大切さ』
 ~92歳、私の証“あるがまま行く” 日野原重明さん記
 (2003/10/25朝日新聞より)

「このごろの若者は本を読まない」という声は読書週間のたび聞こえてきます。日野原さんに本の本当の読み方を教えてくれたのは、アメリカの医学の開拓者、ウィリアム・オスラー医師だったそう。直接習われたのではなく、彼の講演をまとめた「平静の心」を読んだのだそうですが。

その中に「本と人」という項があるそうで、オスラー医師はそこで読書する人のタイプを4つに分けています。
1:無差別にすべてを吸い込む「海綿」型
2:取り入れるそばからこぼしてゆく「砂時計」型
3:ぶどう酒のかすだけが残って、肝心のアルコール分がとんでしまったぶどう酒を入れる「皮袋」型
4:最上のものだけを保存しておく「篩(ふるい)」型
*そして4に到達するまでには長い年月が必要だと言います。日野原さんが4に達したのは還暦の頃だったとか。

オスラー医師は同じ講演の中で、「患者を診ずに本だけで勉強するのは全く航海に出ないに等しいと言えるが、半面、本を読まないで疾病の現象を学ぶのは、海図を持たずに航海するに等しい」と言っていて、「学問は何でもそうだが、ただ本を読み、言語の上で理屈を知っただけでは、いわゆる畳の上の水練になり、実際の役にはたたない」と。
 もう一つ、オスラー医師の教えで大切なことは、“本を本当に理解したいなら、作者についても勉強しなければならない”ということがあるそうです。

日野原さんが最近読まれた大江健三郎さんの著書「『新しい人』の方へ」の中でも、“速読法も便利だが、ゆっくり読むのを習慣付けることが大切だ”とあり、“何か良い本にぶつかったら、それをポケットに入れて、少しずつ読んで考えること。つまり考えることが習慣となれば身の入った読書ができる”とおっしゃるのです。

“読書の秋”、何か一冊でいいから読みたい本に出会い、そしてゆっくり読むことのできる時間を見つけたいです。

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