« 幼稚園登園期間もあと残りわずか | トップページ | 『ドラジェ』とは? »

帝王切開出産で“クリニカルパス”体験

“クリニカルパス”という言葉をみなさんはご存知ですか?

・・・ワタシ、夜のとあるニュースの特集で初めて知りました。

・・・でも、コレ、私の現在通っている産婦人科のある病院(瀬戸病院)ではもう何年も前から使っていた記憶があって、そんなに今どきの話題とは?!ってかんじでしたからビックリ!。確か一人目の出産の時からですから、少なくともかれこれ5年前くらいにはあったのかな、と。

簡単に言うと
【クリニカルパス】
「主に入院時に患者さんに手渡される病気を治すうえで必要な治療・検査やケアなどをタテ軸に、時間軸(日付)をヨコ軸に取って作った、診療スケジュール表のこと」

となるんだと思います。(by:JSCP

どんなモノか?という例というと、わかりやすい説明としてはこんなかんじ。(by:熊本県済生会

最初の出産の時に緊急帝王切開になった時に、初めてこのスケジュール表(もちろん今日までこういうスケジュール表を“クリニカルパス”なんて言う、なんてぜんぜん知りませんでした;)をもらいました。でも、人生で久しぶりの入院だったため、こういうのが当たり前でなく恵まれたコトだった、なんて知る由もなく・・・(笑)。

ニュースではこの「“クリニカルパス”を全国いろいろな病院で導入し始めて、入院期間の短縮→医療費の削減に貢献している」。これが最近の傾向!?みたいな特集をしていました。

確かに、私が出産する病院は周りのママさん達に聞く“帝王切開での出産の場合”の平均入院日数10〜12日間より短いんです。もちろん術後の経過が順調な場合、の日数ですけれど、最短だったら1週間(7日、じゃなくて、術後一週間だから8日だったか;)で退院できます。通常でも9日だったかな。計画帝王切開手術出産の場合、手術予定日の前日に入院して、手術後、翌週の手術した曜日には退院できたような記憶があります。そして、どうしても1日でも早く帰りたい場合は術後の経過、退院診察の結果がよければ、その前日に退院することも可だったと思います。

入院スケジュール表には、入院した日から、手術のだいたいの時間や、その他、投薬・点滴スケジュール、各日の午前中にどんな検査などが入っているか、午後は母子指導の予定などがしっかり書き込まれていました。

こちらも頭の中で、計画の見通し、自分の体調がこの日にはこうなっているであろう、とかがわかりやすいですし、例えばこの日、午前中に○○の注射がある予定なはずなのに、まだ看護師さんがきていないなぁ〜とか疑問がある場合にはすぐに看護師さんに質問などすることができてとても便利でした。術後何本もある点滴もその薬の内容(名前)と本数・投薬の順番も記してあるので、患者である私自身もあと何本で点滴は終わるんだなぁ〜とかがわかりますし、今自分がどんな処置・投薬をされているのか、そして、その薬が合っているのかなども知ることが出来て、とてもシステマティックで安心・納得でした。そして、午後の母子指導のスケジュールとかも書いてあるので、面会にきてくださるらしい方へはなるべく部屋にいるはずの時間もお伝えできましたしね。

ニュースでは、こういう計画表があると、患者さんもわかりやすいし、看護師さんなどの連携も(お薬の事前の用意や患者さんの引き継ぎなど)スムーズで、結果、入院期間の短縮(投薬し忘れや検査の漏れなどがなくなる、とか、検査予定のつもりだったのに、病室に患者さん不在・・・とかが減ってスムーズに→体力の回復だけすれば退院できる)につながる、という風に言っていました。

もちろん、出産時の手術としては、普通分娩の他は帝王切開手術等、他の病気などの手術と比べると、みながある程度限定で同じ手術→スケジュールをたどって退院までこぎ着ける、という産科特有の利点もあるのかもしれませんが、とても患者にとってもこのシステムは有効だと思いましたよ。

このようなシステムだけでももっと一般的に普及して、医療費の削減とかにつながるといいなぁ〜と思います。

|

« 幼稚園登園期間もあと残りわずか | トップページ | 『ドラジェ』とは? »

「医療」カテゴリの記事

コメント

クリニカルパスって言葉、知りませんでした~。
教えていただきありがとうございますです♪

そういえば私も産後入院中、2枚の用紙を渡されました。
1枚は私用。もう1枚はベビー用。

その時は「へぇ・・・」くらいの感想でしたが、まだまだ当たり前のことではないのですね。
きっと今後もっと普及していくのでしょうね。

投稿: こぅ | 2005.12.12 12:06

そうそう、私も特別なコトとは露知らず。。。

でも、こんなことでも医療費削減につながっていく、とはビックリです。なんだか当たり前のような気がするのにね。

こういうことでどんどん医療費がよい方向で削減されていくのは大歓迎ですね!

投稿: うっし〜 | 2005.12.13 01:12

はじめまして。
なぜかこちらのサイトにたどり着いて拝見させていただきました。
ちょっとうれしいお話だったのでカキコさせていただきます。
なぜなら、そのクリニカルパスの先駆者がわたしの夫です。
済生会熊本病院の整形の部長をしておりました時に、現在たくさんの病院で使われてるパスの形を作りました。
最初アメリカの資料を院長から渡され、文字だらけの資料を見て、
果たして病気で入院してる方がこんなもの読みたいだろうか、
と思い、絵にしたらいいのじゃないかと考えました。
コンピュータで丸とか三角とか四角を組み合わせて、お薬だったりシャワーだったりと作っておりました。
日本全国といっても過言ではないくらいパスの講演に行ったものでした。開業医となり、パスの第一線からは遠ざかりましたが
うっしー様のようにためになるものだという事を思ってくださる患者様がいらっしゃることは、やってよかったと思うにちがいありません。せんだのサイトのBBSに当時講演を聞いた看護師さんからの質問などがありますが、一線から退いた今、きっと半分くらいは寂しく思ってるだろうと思います。
長々とすみません、これからは地域医療に貢献できるようにがんばっていこうと日々取り組んでおります。

投稿: せんだ | 2005.12.18 03:03

☆せんださん
はじめまして♪
まぁ、なんとうれしい方からメッセージをいただけたことでしょう!!!
・・・と喜び過ぎて、すぐに入力頂いたホームページに飛びBBSに書き込み等してきてしまいました。恐縮です;

いつか、デザイナーとして、こういうものを作り上げることに参加してみたいなぁ〜と夢を持っております。今はあまりにも子供が小さいので積極的に参加できるところまでいかないのですが、いつか、ぜひ、何かでこういうシステム・デザインにご一緒させていただけたら!と夢をはせた只今です♪

こんなたわいもないサイトではございますが、今後もまた遊びに来ていただけることを楽しみにしています☆

投稿: うっし〜 | 2005.12.18 23:28

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/40203/7546096

この記事へのトラックバック一覧です: 帝王切開出産で“クリニカルパス”体験:

« 幼稚園登園期間もあと残りわずか | トップページ | 『ドラジェ』とは? »